2021年1月から福島県いわき市の磐城中央病院でウロギネ・女性排尿機能センターを開設し、女性の尿もれ、頻尿などの排尿のトラブル、子宮脱や膀胱脱などの骨盤臓器脱の専門治療を行うこととなりました。毎月4週目の1週間の診療となります。2021年より亀田といわきの二刀流ということになります。頑張りますので、皆さん応援してください。
磐城中央病院のホームページはこちら https://www.tokiwa.or.jp/sk/01.html
福島のみならず、東北地方には骨盤臓器脱や女性の排尿障害の専門治療を行なっている病院は、ほとんどありませんでした。それで多くの方は治療を諦めて快適でない生活を送っているという現状があります。
以前、我々が行った調査でも、受診まで1年以上要した患者は67%、3年以上を要した患者は31%いました。
そして、受診しない理由では、「どこの医療機関を受診してよいか分からなかった。」が最も多く、40%以上を占めます。これらの調査結果からもわかるように、骨盤臓器脱や女性の排尿トラブルで悩む患者さんに貢献する最もよい方法は、受診しやすい、専門治療部門を開設することだと考えます。
そこで今回、福島県いわき市を中心に広く泌尿器科診療を展開している、ときわ会の協力を経て、東北初のウロギネ・女性排尿機能の専門治療センターを開設する運びとなりました。
実は、私自身もいわきとは深いご縁があります。研修医の時に、いわき市の福島労災病院で働いており、その時にときわ会の前身であるいわき泌尿器科には時々お手伝いに行っておりました。ときわ会の常盤峻士会長の長女である常盤紫野先生は亀田総合病院のウロギネ・女性排尿機能センターの一員として現在も活躍しております。さらに震災の時に、ときわ会の病院で透析ができなくなり、多くの透析患者の透析を亀田総合病院で行なったという経緯があります。
やはり何かの縁というものはあり、このご縁を大切にしたいと思い、いわきでのウロギネ・女性排尿機能センターの開設に至りました。今回の開設は、まさに「日本最高水準のウロギネ診療をいわきで!」ということになると思います。ウロギネの治療は全て保険適応内の治療ですので、患者さんも安心して治療が受けられると思います。
いわきのみならず東北地方でウロギネの病気で悩める女性の力になれればと思います。お気軽のご相談ください。
【野村昌良医師】
2月22日(月)午前
2月24日(水)午後
2月25日(木)午前
2月26日(金)午後
3月22日(月)午前
3月23日(火)午後
3月24日(水)午後
3月25日(木)午前
3月26日(金)午後
【常盤紫野医師】
2月27日(土)午前
3月27日(土)午前
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