骨盤底筋とは骨盤の底で膀胱や子宮、直腸などが下がらないように支えている筋肉群です。骨盤底筋がゆるんで収縮する力が弱まると、尿道や膣が十分に締まらなくなってしまいます。だから、咳やくしゃみ、運動などでお腹に力がかかると、尿が漏れてしまうのです。特に女性の場合、骨盤底筋の弱りが腹圧性尿失禁の原因になることが多いようです。ゆるんだ骨盤底筋をきたえて、尿失禁を改善しましょう。
骨盤底筋群がゆるむと、膀胱が下がり、尿道を締める圧力がかかりにくくなるため、尿が漏れやすくなります。
1、まず仰向けに寝て、足を肩幅に開きます
2、次にひざを少し立て、身体の力を抜き、肛門と膣を締め、締めたまま
「1,2,3,・・・」と5つ数えます。
もし途中で力が抜けてしまったら、また締めなおします。体操を続けて筋肉が強くなれば、締め続けることができるようになります。仰向けはもっともリラックスしやすい姿勢です。また朝晩、布団の中で行えるので、ぜひ毎日続けてください。
1、床にひざをつき、クッションの上にひじを立てて手にあごをのせます。
2、次に、肛門と膣をゆっくり締め、締めたまま「1,2,3,・・・」と5つ数えます
3、5つ数えたら力を抜き、また締めます。
新聞誌を床に広げて読むときなど、気軽にできる体操です。新聞を読み終わるまで、締めたりゆるめたりを繰り返しましょう。
1、床につけた足を肩幅に開き、背中をまっすぐに伸ばし、頭を挙げて前を見ます。
2、肩の力を抜き、お腹が動かないように、またお腹に力が入らないように気をつけながらゆっくり肛門と膣を締めます。
バスや電車に乗っている時や、家でテレビを観ている時も行えます。
ウロギネの病気でお悩みの方に対してメールまたはFAXでの相談(無料)を行っております。ウロギネ専門医の立場から適切なアドバイスを行います。
メール相談
soudan@urogynenet.com
※注意 携帯電話からのメールの場合、こちらからの返信メールが拒否され、お返事ができないことがございます。3日以上返信がない場合は迷惑メールフィルターをオフにしていただくか、パソコンより送信してください
FAX相談
04-7099-1198
「野村医師あて」で「自身のFAX番号かメールアドレス」を記入の上、上記番号へ送信ください。
個人情報保護方針をご確認ください